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飛騨信濃幹線第4工区延線作業(6月18日その7)

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延線作業は終わったはずだがヘリはどこかへと飛んで行ってしまった。
見た感じ、今やったところの先を確認しに行った感じ。
ヘリの音だけはするからしばらく待つ。



10:25 この後、さらにやるのか下見兼練習?


 ヘリは谷底から先ほどロープカットした塔体近くまで横方向に飛行。
 しばらくホバリングした後、ようやく場外へと戻って来た。



10:28 フレアをかけて減速中。


作業エリアでボビンを外して…


JA9478 富士ベル206B-2 中日本航空  ちょっと浮いて右へ移動。


10:29 あと少し~


着陸。しかしエンジンカットしない?


 思ったより着陸後のアイドルが長い。
 もしかしたらと思い先ほどヘリが行った先へと向かう。
  


NO.115鉄塔の状況。延線用意は万端だが作業員がいない。


 ありゃ、勇み足だったか。
 慌てて場外に戻るもエンジンカット済み。
 今日はもう飛ばないのかな~



10:41 飛行後点検を行う整備士たち。


10:42 まだ飛ぶのか、メインローターをテールブームで仮固定。


 作業エリア付近で機長さんと航空会社営業さんと工事責任者らしき人が打ち合わせ中。
 その後、整備士たちが動き始める。が…



あ~今日は終わりかな。


 工事関係者の了解を得て場外内へ。
 聞きたいことは山ほどあるが、最小限に。

 今日の作業は延線作業のではあるが特別な物。
 2塔体間(111号、112号)のみでの延線作業で、その理由は高根中信線をまたぐため。
 高根中信線を2日間のみ送電停止してもらい、その間に一気に本線にまでしてしまうとのこと。
 そのため本来2回で充分なロープ延線を全部の回線(4線)で行ったのだった。

 

スマキに向けて作業が行われている。


正面。


 206はいわゆる「シーソー機」
 メインローターがぶらぶらなのだ。
 これを固定する作業を行う。



ローター固定作業中。まずはメインローターの先にロープを取り付ける。


後ろのローターの付け根にスペーサーを入れる。


次に前の付け根にもスペーサーを入れて固定完了。


 さて、これにて撤収。
 延線作業が行われる可能性を信じて来たら大当たりだったよ。
 この作業は来年まで続く見込み。
 お隣の工区はこれから塔体組立だからね。

今回も中日本航空の皆様、鉄塔工事の関係者の皆様、大変お世話になりました。

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