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金鯱DRILL(2022年2月15日その1)

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以前お世話になった陸自第10師団広報担当者より連絡がある。
ヘリを使った訓練と言うが…
以下説明資料より

「金鯱DRILLとは」
陸上自衛隊第10師団が、2月中旬から3月中旬にかけて約1ヶ月にわたり南海トラフ地震発生時の一連の行動における
協同対処能力の向上、特に、初動における情報収集、即時救援活動における関係機関及び
関係自治体との連携要領について練度向上を図ることを目的として実施する訓練

「金鯱DRILLの名称について」
第10師団を表す金鯱(きんこ)に、災害対処協同訓練という意味の英語
(Disaster Relief Integrated Lesson Learning)の頭文字と、反復演練という意味のドリルをかけて命名


今回はこの訓練のうち
「蒲郡港等における共同訓練」が報道公開される。
共同訓練とのことだが、愛知県、蒲郡市、海上自衛隊等が参加する。
今回は輸送艦「おおすみ」型二番艦「しもきた」にヘリが離着艦するため声がかかった。
すぐに取材申し込みの手続きをしたのだった。


当日集合時間は7:45~8:00 早めに到着して開門を待つ。


 時間になり取材許可証等を受け取り取材開始時間までは自由撮影。
 艦船は滅多に撮らないからテンションが上がる。



あのゲートから車両を搭載できるようだ。


風も無く訓練日和。


一般見学エリアがあるためカラーコーンが並べられている。


撮影していたら自衛官たちの動きが止まる。敬礼する方向には…


ラッパによる君が代の演奏と共に国旗、海上自衛隊旗が掲揚される。もちろん自分も「国旗に注目!」


お、車両が入って行く。この車両はどうなるのか。


 集合がかかり駆け足で向かう。
 広報担当のHさんより人数確認並びに諸注意の確認が行われる。
 ヘリの撮影はメインデッキか旗甲板のどちらかという。
 行って見て決めるか。



移動開始。ここからは本誌にて。

 
 内部エレベーターでメインデッキへと出て着陸帯を見る。
 患者引き渡しのことも考えると旗甲板の方が俯瞰で撮れそう。
 旗甲板にいる場合は患者の自衛隊→救急車引継ぎが撮影できないというが諦めよう。

 1回目の離着艦はJG-1896が師団長と県知事等を乗せて到着。
 2回目の離着艦機が地震による津波で漂流している人をピックアップした想定のものだ。
 艦は思ったよりも大きく、望遠レンズを付けてきて正解だった。

 患者引き渡し訓練が終了したところで自分は下船して救急車が艦から出てくるところを狙う。
 するとヘリがまた1機接近してくる。


JG-1925 UH-1J あれ?3回目の予定あったっけ。


後から聞いたら練習だったそうな。


お、来たよ。


「しもきた」のクルーに誘導されて…


あっちへね~。


消防隊員が誘導引継ぎ、救急車に乗り込んで病院へと向かう(想定)


 ここで他の人が下船するのを待つ。
 次はエアクッション艇による患者搬送・部隊展開訓練だ。
 陸上自衛隊の車両に先導されて会場であるラグーナビーチへと向かう。
 駐車場に誘導され、取材エリアを確認…てマニア多い!
 しかも何人も見知った顔がいる。指差されたのは言うまでもない。
 今回の訓練で初めてエアクッション艇を見る。
 さて、実物はどんなものだろうか。



10:10 お、来たよ。意外と静か?


すごい疾走感。


ぐるっと向きを変えて


ビーチに正対したら停止。何かあった?


10:14 あ、師団長とかをお待ちでしたか。


10:15 再びエンジン音が大きくなりエアクッションが膨らむ。


横走りしているように見える。


間もなく上陸…


エアクッション部分は結構厚みがあるんだ。


ビーチの砂を吹き飛ばしつつ上陸、停止。


続きます。

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